2005-07-12 提案の質とヒアリングの因果 おもうところ 遊びで作ってみました。 コンテキスト ○○さんは××の件について改善の提案をしなければならないことになった。 ○○さんはその件の詳細についてよく知らないので、よい提案を出来るかどうかは、実際にその件に携わっていたり、その件に関して利害関係を持つ当事者(達)の想いや、抱えている問題・要望をうまく聞き出す事が出来るかという点がとても重要だと思っている。そのためには当事者(達)にヒアリングの時間をとってもらう必要がある。 でも当事者(達)も本業があって忙しいかもしれないし、かといっていい提案をするためにはヒアリングしないわけにはいかないし・・・・・ 因果連鎖 ヒアリング範囲を絞れば、聞くことの出来る内容の深みが増す。 ヒアリング範囲を広くしたり、発散させたりすれば、その中で既成概念にとらわれない新たな発見や気付きがあるかもしれないが、その分ヒアリングに要する時間や、参加してもらわなければならない人数を増やすことになるので、ヒアリングにかかるコストが増大する事になる。 ヒアリング結果を元に優れた提案を行うことが出来れば、成果を実感してもらうことができ、それが信頼感や新たなヒアリングに対する参加意欲(協力姿勢)を向上させる。参加意欲をもって積極的に協力してもらうことが出来れば(効率的なヒアリングができ)よりよい提案を行いやすくなる。 重要変数 提案の質 ヒアリングの範囲 発散度合 内容の深み 新しい発見や気付き 対象となる人数 要する時間 コスト 成果の実感 信頼感・意欲 因果ループ図