阪神大震災から10年

10年前、私は神戸に住んでいました。震災のときに落ちてきたラジカセによって出来た頭のこぶが、今も残っています。その頃私はまだ高校生でしたが、北斗の拳の荒野のような街をみて無常観というものを体感したような気がします。物事に対する価値観も大きく変わったと思います。
でも、そんな街にも秩序はちゃんとありました。援助物資を受け取る時もみんなパニックにならず並んでたし、相互に助け合っていたと思います(もちろん例外はありますが。。)
海外の災害のときにしばしば目にするのが、奪い合ったり争ったりする極めて利己的な光景の映像。日本人はおとなしい言われ、しばしば海外から馬鹿にされますが、まだまだ捨てたもんじゃないと思います。